2014年4月13日日曜日

緑山J2大会レポート


バイクセッティングのメモ

タイヤ Rubena  SCYLLA V96  27.5 1.4気圧
Fフォーク 2014 エピコン XC 27.5 

 フォークオイル 粘土低めものに変更済み
 エア圧 60psi
 コンプレッションダイヤル 最弱
 リバウンドダイヤル 最強
ステム   120mm
ハンドル GDR Risen6 660mm 水平~ちょい肩下がりでセット
その他  天候が悪いとの事と緑山は砂質が粗いのでトラブル回避の為、各部にシリコングリスとシリコンスプレーを厚めに添付。

レース展開
昨年ランキング不芳の為、30番4列目からスタート。緑山はスタートが肝なので、先頭列から不安の無い選手の並びにつく。スタート30秒前にK選手とM選手がボトルの水をかけあって遊んでる様子を見て、メーカーの看板背負ってスタート先頭列でそんなことしてるなら、後ろのやる気まんまんのアマチュアの本気の選手に失礼だからどっか行ってくれと思った。まぁそんな余裕のあるメーカー選手と対照的に気付かないうちに集中してるんだなと思った。で、スタート。メリダの恩田選手、BSの斎藤選手がペダルキャッチをミスったので、前に若干のスペースが出来たトコをついて最初のシングルに12位で進入。ここからはシクロクロスと同じく脚が揃うメンバー単位でばらけるまでラインレース。前方にスコット松本選手、Inac西田選手、代田兄さん、セージ選手なんていうラインナップで、シングルトラックで詰まる嫌な予感しかしなかったので、あまり突っ込み過ぎず間隔を開けておく。後ろのヨシキにペース上げろと怒られる。ごめん、ヨシキ。で、根っこが多いセクションで案の定前が詰まった機にキャッチアップして、10番手付近の選手で順位を入れ替えながら進行。代田兄とペースを合わせて行くのが良いのかとも思ってたが、まだバイクとシンクロしてない様子でコーナーの進入もなんとなくいつもと違った雰囲気。あまり周りに騙されずペースメイクしていく事を小さく決断。
3周回約25分くらい経った頃だろうか、いきなり雷鳴が轟き、雨と雹みたいな天候に。赤土の緑山では一気に路面コンディションが悪化、もともとスタート時点のコンディションで「まぁちょっと滑るけどイケるな」程度のタイヤチョイスだったので、全くグリップ感がない状況に。そうは言ってもみんな同じだろうし、レースもあと半分以上あるので、泥レースの時の走りにシフトチェンジ…してたつもりだが、シングル下りで二回転倒。激しく順位を落とす。どこかしらで誰かが転んだりトラブってるので、一つづつ順位を詰めて行こうなんて思ってたら、いきなりレース短縮のお知らせでラスト1周回。いきなり言われても~という感じですが、致し方ない。そのままポジションを上げることもなく最後にタレてた代田選手とゴールスプリントを演じて終了。19位。


雨に入る前にマサキの前にいて、松尾くんがなんとなく見えていたので、雨が降った30分弱で2分も失ったのか・・・という感じ。逆に言えば、うまくハマればワークス下くらいには入れるか。




同じレースとは思えないくらいの様変わりっぷり・・・

機材類は特に気になるポイントもなくすこぶる好調。一点あるとすれば、スタビライザー付きのRDにした方がいいかなと思ったくらい。チェーン変えるときに変えようかな。



前日にSuntourのスタッフにセットしてもらった、サスの所感は以下の通り。

今回の緑山はマッド&ウエットコンディションでかなりスリッピーなので、フロントフォークが粘るセッティングに変更。タイトコーナーと木の根が多く、そこまでスピードが上がらないので、フォークの動きもゆっくりめにした方が、タイヤのグリップを有効に使えると思います。

スリッピーな路面でドライのままのハイスピード域を狙ったセッティングだと、フォークが早く戻ろうとするので、斜めの根に乗り上げたり、スイッチバックを抜ける時に滑り出し易くなってしまうのと、低速の連続コーナーでは挙動がクイックになり過ぎて、やや忙しい操作が求められます。フォークがスコスコとレスポンス良く動くのは気持ちがイイですが、人間の身体とタイヤの動きを仲介するフォークには、路面と操作感に合わせて、変化してもらうのがよろしいかと。

というわけで、エア圧を普段から10psi下げて、懐を持たせてからジワっと入って、前輪がワンテンポ残る(サスの戻りが若干遅れる)ようなイメージでリバウンドプリロードを強めに。スイッチバックでもバイク&サスの挙動がゆっくりになるので、安定して下れるようになりました。

舗装路でもがくと、ややモッサリ感がありますが、そこはロックアウトを使えばOK。まぁ緑山は舗装区間無いですね。


以上・・・

次回は5/4のJ1開幕戦高島大会

15位目標にがんばります。