2010年3月31日水曜日

卒業、そしてこれからのことなど。

またまたご無沙汰しております。鈴木です。

先週、無事に大学を卒業しました。
 
大学の4年間を通じ、多くの方々のご支援とご協力を賜りまして、勉強、自転車競技に打ち込ませて頂きました。この場を借りて、お礼申させていただきます。

高校生まではMTBレース一本でやってきたのですが、大学に入り自転車クラブを入部したのをきっかけにロードレースを本格的に取り組み始めました。私が入部した時はレース班の先輩が1名だけの絶滅寸前の状況でOBの方々とも少し代が離れていて、誰にも相談が出来ずに辛い環境の中でレースをしていたんだなぁと改めて思います。そんなスタートから始まり、一年一年と仲間や後輩を得、他大学、社会人の方々と深い関係を少しずつ紡ぎながら、最終的に他大学と肩を並べられる程度にまでチームを立て直す事が出来た事、また最終的に学生ランキングで12位に食い込むことが出来たことに、素直に嬉しさを感じます。これも一重にチームメートはもちろんの事、応援していただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

満足な結果もあれば、その裏には、多くの失敗もありました。沢山の方々に迷惑を掛けたこともあります。ただ、それらを反省し、修正を重ねた事で多くの勉強をする事が出来ました。学生を終える今頃になって「継続は力なり」とその言葉の重みを感じますね。

さて、これからについてですが、今後は某銀行の行員として働くことになりました。明日から研修が始まると言うことで、新生活に期待と不安で一杯です。ですが、いつだってそう言った壁を経験して飛び越えることで新たな環境に慣れていった事を思えば、意外と平気なものなのかもしれません。(もちろん、今までより抱える責任は大きいですが。)

自転車競技についても心機一転ジャージを着替え、今後は「Volcaチーム」の一員として、登録レースにチャレンジし続けようと思います。

昨年のシーズンではMTB全日本選手権、Jシリーズ、学生ロードレースシリーズ、全てのレースにおいて一流とまでは行かないものの、手が届かなかった順位を着実に近づける事が出来ました。そして、そのプロセスを通じて得られた充足感と悔しさは今までで一番エキサイティングな物でした。

今の僕にとって、楽しく自転車に乗ることはレースに挑戦し続けることなんじゃないかと思います。
 そのフィールドとして、実業団ロード、MTBJシリーズ、シクロクロス の全てでチームメートと切磋琢磨しあえるVolcaチームに籍を置き、社会人レーサーとして最強を目指して「楽し苦」自転車に取り組んで行けたらいいなと思います。

ということで、脈絡の無い文章ですが、今後も本ブログは回転していきますので、宜しくお願い致します。

さて、明日から一ヶ月の研修なので、今度の更新はいつになるやら・・・

2010年3月14日日曜日

この週末

隔週更新でお送りしています。最近は写真にハマリました。鈴木です。

金曜は通学往復(90km)と学校にてパワーマックスを用いたトレーニング。

学校ではこんな感じの写真を撮るために・・・

って、遊びに来たんではなく、珍しく学校で勉強です。株式会社法と証券税制がやたらと面倒くさいです。で、勉強してたら、リティシェフ先生のとこに行く用事を思い出したので研究室へ行ってみる。

なんだか歓迎されました。
どうやら、KAIST(韓国科学技術院)で行われた学会で、自分達のグループの研究を先生が手直しして発表したところ高評価だったらしい。 多分、先生の発表が良かったのだとは思うけど、そういった国際舞台で発表出来てしまう様なコトを自分達はやっていたらしい。まぁ、どんくらいスゴ イのかは国際学会とか行った事無いので解りませんが、今後の発表や論文では自分らのクレジットを表記するとのコトだったのでちょっとうれしい。 なにやってんだかわからなくなった時期もあったけど、まぁそれなりに最後まで形にすることが出来、皆様の目に触れる機会を頂き、評価してもらえた・・・と思うと、頑張った?甲斐がありますね。

そんなこんなで談笑したり、写真撮ったりして、その後、トレーニング。
パワマ  900s-255w  300s-295w
スニーカーでチャレンジ。そんなに弱っているわけではなさそう。まぁ、シーズン目前にして昨年末と同水準もどうかと思いますが・・・

土曜はMTBライド。
インターバル練してから、トレイルを楽しくライディングぅ。

青梅方面は雪が残っててライド後はこんなかんじ↓
 なかなかひどいことになりました。

ステムを昨年の-20度:110mmから-5度110mmに変えたらいい感じ。クラシカルなXCポジションから考えると考えられないようなハンドル位置ですが、まぁ時代は変わるんですね。
でも、ハンドルをスーパーオーバーサイズの角テーパーのやつにしたら、やたら硬い感じで、ギャップで弾かれて手が取れそうになったりで散々。ライド後は手の皮が剥けてました。
特に速く走ったわけでもないし、そもそも今まで10年以上やってきて手の皮が剥けたなんて経験がほとんど無いので、多分ハンドルの影響ですね。オーバーサイズ化、高剛性化が進んでる自転車パーツ関連ですが、ストレートバーの場合、ステムのクランプ部以外の剛性ってそんなに重要じゃない気が。

「ハンドルは手を添えるだけ・・・」(安西監督風)

日曜はMTB練の疲れが祟ってか、寝坊。でも天気が良いので、印旛~利根川~神崎~成田~印西で帰宅。途中、寄り道なんかして都合110kmほど。

働き出したら、利根川の牛を見ながら、のんびり走るなんてコトはなくなるのかな・・・なんて切なくなってみました。

2010年3月9日火曜日

この一週間

新生活への準備で忙しく、自転車に乗る時間もままなりません。

隔日で2時間のトレーニング?サイクリングは行えていますが、選手としてやっていく上ではちょっと厳しいですよね。

まぁ、リズムがつかめるまでなんとなくやっていきます。

今日は夜になってから、近所を1時間ほどランニング。10kmほど自分の脚で走りました。
その後、縄跳びやってストレッチやって終了。

鼻一杯に空気を吸って気分爽快です。

明日からまた天候が崩れるようで自転車乗りには試練の時です。

2010年3月1日月曜日

冒険

日からチャリ部のツーリング班の方達が房総一周ツーリングをするとのコトだったので、出発地である本千葉まで顔を出すことに。

トラックペーサーして家から30分少々で到着。

みんなが輪行を解いて、自転車を組んだりなんだりを横目に後輩たちと談笑。





その後、なぜか自分も紛れて出発。今日の到着地は富津だとか。

暖かい日差しのなか、ちょーーーーーーーのんびり走行。いやぁ、遅いなりに楽しいなあー。

途中、道を間違えたり、後輩のサイドバックが自分の目の前に飛んできたりでマリオカートみたいになりながらも木更津の手前は袖ヶ浦付近までついていきました。

その後別れて帰ろうかと思うものの袖ヶ浦まで来るとちょっと市原の山が目に入ってきてしまい・・・

あぁなんか山走りてぇな・・・とかなんとか思ってしまいそのままGO。

風に吹かれるがままの如く、道路案内だけを頼りになんとなくに市原と長南町のあたりのアップダウンを走る。

いやー気持ちいい。



適度に走ったところで、大多喜街道へ戻って、そっから、いつもの辰巳→おゆみ野→四街道経由で帰宅。

130kmほど走りました。

知らない道をなんとなく走るとあっというまに時間が過ぎてスリリング♪

でも、ちょっと楽しいw

かいもの

朝から雨。 今日は新生活で使うものを買いに行くということでスーツなんかの買い物を。

行きつけのお店に行ったら、もうちょっとでセールが始まりますから、今日は損です!!また今度来てください!!

・・・今日の予定終了。

家族の買い物に付き合って、帰ってきてからMTBでかるーく走る。暗くなるまでの間で全部で1.5時間。心拍は120くらい。

雨の中の練習って、かなり準備と片付けの時間がかかるのとリスクが高いので億劫。雨の中を走るのが嫌いなわけではなく、むしろ好きなんだけどね。レースも雨のほうが実力を問われるから好き。でも、わざわざ雨の中の練習は・・・うーん・・・無駄な時間が多くなりすぎる気がする。パワーメーターとローラーがあるのなら練習メニューを切り替えて集中的に追い込んでおいたほうが無難だな。なんて考える自分は大人になったのか、勇気を失ったのだろうか。

どーでもいいけど、ブログの広告の「エンゾ早川のロードレース講習」とかの内容が面白すぎる。

楽しく安全にサイクリングを楽しめる為に普及・・・とか言いながら、講師ヘルメットしてねぇwww

自転車初心者の皆様に・・・とか言いつつ・・・受講料10万てwww

それで成り立っちゃうんだから、すごい。 景気のいい話。

それにしても、今日もサイクリングロードを走ってて思いましたが、自転車屋さんの理念だかなんだかは知らないが、傍目に品の無い商売だなと思ってしまう様なケースが自分の身近な所で散見される。いかにも自転車始めたばっかの人に対して軽量カーボンフレーム・ホイール・ハンドル・・・本当に必要なんですかね。高級品をちょっと値引きして「コレ、いいですよぉ!!!」うーん。なんか違う気がする。

普通にコケれば、立ちゴケもするし、抜重も出来ない・・・自転車の扱い方もよくわからない。まぁ、みんな自転車乗り初めた時はそんなもんでしょ、で、そんな人ってどんな壊し方するか創造できないのにカーボン・・・うーむ。

50km乗った先のコンビニで立てかけてた自転車がガシャーン。ハンドルが折れて帰れません。うーむ。40km/h出せないのにエアロホイール?必要なんかねぇ。 ホイールに気ぃ使って走るの楽しいかねぇ・・・

まぁ、盆栽とかプラモデルと同じ様な感覚で自転車を楽しむのならそれはそれでいいんですが。

ユーザーの視点に立つのって難しい。そして、ユーザーが視点を持っていないコトに漬け込む商売も如何なものかと。ま、それも商売か。

自分が学生代表としてオランダに行った時には↓みたいに手組みのホイールをロードチームは使う様に言われた。完組はNG。まぁまぁ許せてキシリウム。カーボンホイールは厳禁!!って感じだった。
「カーボンのフレームを持ってくる人は最悪フレーム買わなくてはいけない場合もあるのでそのつもりで」って感じ。「まさかぁ」と思ったけど、自分も一緒にロード練に行ってみて・・・「壊れなくて普通に走れるの、壊しても自分でなんとか治せるor走れるのが良い自転車」なんだなぁだと再認識。レースは先頭を争う為に多くの選手が落車覚悟で前に上がっていく・・・コケても必死の形相で追いついていって・・・まるで戦場みたいな光景でした。レースで生き残るコトが第一条件なので、機材は頑丈なのが最優先事項。

で、「頑丈で気にせずガンガン走れる」って練習とかサイクリングも全く同じわけで・・・ね。

うーん。何が言いたいのか解らなくなってきましたw

まぁファッションブランドとかステータスのシンボルかの様に自転車が扱われてて、なんだかなぁと思ってしまう最近です。